EyeCの検査システムを使って、印刷業者とその顧客は自分たちの印刷製品の距離測定ができるようになりました。PDF校正およびサンプルテスト用のEyeCの検査システムは、たった1回の検査サイクルで、すべての品目を通じて距離の適正を自動的に確認できます。これにより、企業は印刷要素すべての正確な位置決めときれいな型抜きのための適切な距離を保証できます。技術機器用のラベルなど、特殊な形状の製品でも自動的に測定できます。
測定距離を簡単に設定
「距離測定」オプションはEyeC Proofiler Graphic（プリプレス検査）とEyeC Proofiler DT Enhanced（印刷サンプルテスト）で利用可能です。ソフトウェアは、特定の品目内にユーザーが定義した距離すべてとアイテム間の距離すべてをチェックします。オペレータは測定したい距離をいくつでも設定できます。 自動境界検出機能により設定を容易かつ信頼性の高いものにします。
全品目の自動測定
検査中に、定義された目標値とすべての品目が比較されます。いずれかの測定値が許容範囲外になるとすぐに、システムは自動的にオペレータに通知します。 追加の警告範囲を指定することで、印刷エラーが発生する前にタイムリーに是正処置をとることもできます。工程の最後に、検査結果を追跡する総合的なレポートを作成します。
印刷検査と組み合わせた技術的測定
さらに時間を節約するために、印刷業者とその顧客は、PDFまたは印刷サンプルの検査と組み合わせて距離測定を実行できます。たった1回の検査サイクルで、システムは印刷製品の距離を測定し、かつテキストやグラフィックなどの品質チェックを同時に実行します。
繰り返しあるジョブを考慮した明確な表示と容易な検索
製図スタイルの測定表示により、直感的な設定と操作が可能です。作成したマスクを保存できる機能があり、繰り返しジョブの測定設定を簡単に呼び出すことができます。
手動検査に比べて大幅な時間の節約
「手動測定に比べて自動距離測定が実現する時間の節約は膨大なものです。」EyeC Proofilerシステムのプロダクトマネージャ、Oliver Peitzner氏は説明します。「このオプション開発の依頼主である当社のお客様は、これにより測定時間を約17時間から6時間未満へ大幅に短縮することができました。それ以降のジョブでは、同じ測定範囲の検査は5分で済むかもしれません。なぜならそれらの設定はすでに保存されており、作り直す必要はないからです。」